2.奇形植物を見たことがありますか

 平成15年12月23日の朝9時過ぎ、テレビ(YABのモーニング)を見ていると、奇形植物の怖い話が出てきた。 環境汚染の結果、魚をはじめ動植物に異変が起こっていることは、誰もが知っていることである。しかしこの番組のように、タンポポやクローバーの茎が大きな帯状になって花が咲いているのを見ると、ぎょっとする。
このような状態のものを帯化タンポポ、帯化クローバーと呼び、公園、空き地、道端などで発見されるという話であった。しかもテレビで紹介された帯化タンポポは一つや二つではなく、その新築の家の庭の方々に見られる。そしてその家の住人はその新築の家に入居してから、重度のシックハウス症候群にかかり、入居後10ヶ月でその家を出たという怖い話。何が原因でそのような奇形植物がでてくるのか。謎の化学物質への不安は深まるばかりである。
  土壌検査の結果では、A(奇形植物の群生地)、B(奇形植物の混在地)、C(奇形植物が全然ない所)のいずれにも、残留農薬は認められない。

しかし、A,Bには山形県の土壌にはないものが含まれている。それはリン酸トリス(防災カーテンなどに使うもの)である。

 そこでテレビ局では、「奇形タンポポの全国調査を実施するので、もし発見したら、03-3405-3382まで 連絡して欲しい」という要望があった。
 このことについては、平成16年2月17日にも、タンポポの花が咲き始める頃になったので、もし奇形タンポポを発見したら、FAX03-3405--3382 まで、連絡してほしい」という再度のお願いがあった。

 奇形動植物の存在は、人類にも危険が迫っていることに通じる。このことをしっかり考えて、安全で、美しい自然保護と環境美化のために私たち一人一人が、もっと真剣に取り組んでいかなければならない。そういう意味でも、もし、奇形植物を発見したら、是非上記の電話番号またはfax番号に連絡をして、全国調査に協力しよう。
        

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