穂高連峰(涸沢岳〜奥穂高岳〜前穂高岳)縦走

ー憧れの 穂高連峰縦走登山 に挑戦ー

(2010年8月25日〜28日)

梓川の河童橋から望む穂高連峰

  前日に左側の奥穂高岳から吊尾根を経て右側の前穂高岳へ縦走

 山を愛する者にとって「穂高」は、アルピニストの殿堂であり、劔岳や槍ヶ岳と共に最も憧れの山であろう。平成4年にこのコースを縦走した妻は、以前から「穂高だけは是非」と勧めてくれていた。しかし行事の都合などで登山仲間との好機を逃して、伸び伸びになっていた。年齢的にも、もう限界に近い。今年こそはと山岳ツアーを探していると、クラブツーリズム主催の「あこがれの穂高連峰に挑戦!穂高連峰をぐるり縦走」を発見した。でも、もう満席になっている。直ぐに電話をして、キャンセル待ちに登録してもらう。
 お盆が過ぎて、キャンセルがあったので、参加出来るという連絡。大喜びで、行事の整理、夜行高速バス切符の手配などをする。ところが前日の8月24日は大事な会合が山口市で開催される。それも長引いて遅く帰宅。もう光駅では間に合わない。妻に柳井駅まで送ってもらい、ようやくセーフ。お陰で、広島駅新幹線口22時発のJR高速バス青春ドリーム号に乗ることが出来、翌朝5時過ぎには予定より早く大阪駅桜橋口に到着した。
 8月25日(水)
 集合場所のプラザモータープール茶屋町駐車場が分かりにくかったが、時間的に余裕があったので、ゆっくり朝食をとり、受付を待った。受付終了後バスに乗り込み、7:22にバスは出発。8:27京都の竹田に到着。ここで槍ヶ岳登山者9名、穂高連峰登山者18名、添乗員2名が揃った。みんな日頃からの顔馴染みらしく、

楽しい会話が聞こえる。安全運転のバスは9:28に多賀SAで9:45まで休憩。

11:24〜11:40 ひるがの高原SAで休憩。飛騨清見ICを降りたバスは、高山の「茶の湯の森」で12:21から13:00まで昼食、休憩。
 13:51に平湯温泉で山岳ツアーガイド2名が乗り込まれる。14:10には上高地の駐車場近くまで来たが、駐車場が空かないらしく、渋滞が続く。ようやく駐車場に入れたのは15時であった。駐車場では、ザックを軽くする為、下山後に使うものや多すぎる衣類など、不要なものはバスに置く。
 15:23 今晩の宿、徳沢ロッジへ向けて出発する。15:28明神岳を撮影。
15:32「徳沢まで6.56km」通過。16:13明神館で10分の休憩。
17;15 徳沢ロッジに無事に到着と言いたいところだが、ホテルの近くまで来た所で雷雨に逢い、傘やレインウエアなどを使う場面があった。
 入浴、夕食後、19時から山岳ツアーガイドの紹介、今回の穂高連峰縦走についてガイドからのコース説明、諸注意があった。
(1)ばてない為には(ア)荷物は軽くする。(イ)着すぎない。
          (ウ)ゆっくり、小さい歩幅で歩く。
(2)安全、安心の為に(ア)紀美子平の鎖場でザイルを使う。
           (イ)バンダナ、タオルなどひらひらするものは使わない。
           (ウ)カメラは休憩の時に

<行程>

 8月25日(水)梅田(大阪)〜竹田(京都)〜高山〜上高地〜明神〜徳沢ロッジ(泊)

 8月26日(木)徳沢ロッジ〜横尾〜涸沢〜ザイテングラード〜穂高岳山荘(泊)

 8月27日(金)穂高岳山荘〜奥穂高岳〜吊尾根〜前穂高岳〜岳沢〜西糸屋山荘(泊)

 8月28日(土)西糸屋山荘〜(上高地自由散策)〜平湯温泉〜竹田〜梅田

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